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写真館の歴史

日本国内での写真館の歴史は、幕末の長崎で上野彦馬が開業した「上野撮影局」が最初だと言われています。上野彦馬は、幕末の文久2年(1862)に長崎で初の営業写真館「上野撮影局」を開業し、ほぼ同時期に横浜で写真館を開いた下岡蓮杖と並んで、日本写真界の開祖の一人として有名です。

写真が一般に広まろうとしていた明治初期の頃、カメラは木製暗箱と呼ばれる大きなもので三脚は必須のアイテムでした。当時の感光材料は写真湿板であり、間もなく写真乾板となりました。

    これらはベースがガラスであるためちょっとしたことで割れてしまうので自店のスタジオや近隣で撮影し、できるだけ早く現像する必要があったからです。
    すなわち、職業として写真を撮る者は、自店にスタジオを用意し、写真の撮影から現像、プリントまで一式を行うことが必須であり、これが現在の営業写真館となりました。
    乾板を使った撮影方法は、大判のシートフィルムが普及する1950年代まで続いたようです。

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